Viewを重ねるのがAndroid流…?

 たしかイスラムには、こんな言葉があったと思う。
「コーランの全てを理解しようと思ってはならない。
 それが必要とされる時に、真実は目の前に開かれるものだ」
 つまり “すぐに理解できなくても、繰り返し読めば、ひょんな拍子で理解できる時がくる。”と。
 そんなような言葉がカバラにもあった気がする…。

 FrameLayoutのリファレンスを眺めていて、あるmethodが目に留まった。
 onTouchEvent(MotionEvent event) とか、 scrollBy(int x, int y)とか、draw()とか…。
 View classの特徴そのまま。
 いやいや。なんのことはない。
 親class がViewなのだから、継承したmethod が使えて不思議はない。
 Viewのグループ化、レイアウトだけの機能かと思っていたが、これも勘違い。
 つまりFrameLayout も、れっきとしたView の一種なのである。

 なるほど。
 つまるところ、画像表示のSurfaceViewも、ListViewも、ボタンも、すべてViewの一種である。
 してみると。Android の画面は、部品であるいくつものViewを、多層に重ね合わせることで構成しているのだ。
 例えるなら、セル画やフォトショップのレイヤー。
 一枚のスクリーン(Canvas) に、全てを描いていた身からするとかなりリッチ。ちょっとした驚きである。

 Viewを重ねるのがAndroid流。
 なら、設計方針もそれに習うことにしよう。
// まぁ、元々、そういうつもりではいたんだけどね。(w

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